開業についてのQ&Aホーム > 新規開業支援 > 開業についてのQ&A開業についてのQ&A すべて開く医院の開業場所・物件についてはどのような事に気をつけるべきでしょうか?開業場所の確定は、重要な課題のひとつです。 戸建て開業にされるのか、ビルや建て貸しの不動産にするのか、診療科目や地域によっても検討しなければならない項目が非常に多くあります。 広ければ運営コストが高くなりますし、狭ければ診療に影響を及ぼします。 場所といっても、ビルの一部を借りるような場合や不動産業者では確認できないような情報が重要となります。 物件においては天井の高さは機械の搬入や設置などに支障がないか。電子機材などを設置する場合電気容量が足りるか、足りなければ変圧器の設置に同意してもらえるか。 シンクやお手洗いなどの排水設備を作るために床下に十分なスペースがあるか。 一般的に、医院開業物件といえどもこれらの用件を満たしていないものが混ざっています。 医院開業の準備期間はどれくらいかかりますか?ケースにより異なりますが、医院開業地の選定に2ヶ月、院内レイアウトや資金調達に2ヶ月、建築に2ヶ月。最低でも6ヶ月以上の準備期間が必要になるかと思います。 開業資金の借入先として代表的なものを教えて下さい。借入先としては、各金融機関が医院開業を予定している医師の方を対象にしたローン「医師開業ローン」などがございます。 医療機器をリースするか、購入するかで迷っています。購入もリースもそれぞれに良い所・悪い所があるので、どちらが良いとはきっぱり言いきれませんが医療機器の購入の場合、最終的なコストは安くなりますが初期投資費用がかかってしまいます。 一方リースの場合、最終的なコストが高くはなりますが初期投資費用を抑えることができます。両方の特徴を考慮し、購入かリースかを選んだ方か良いでしょう。 開業する際に、近隣の医師へはどのように対応すれば良いですか?開業をすれば、今後外部での検診や研修会でお会いする機会もあるかと思います。開業前に挨拶にうかがい、良好な関係を築いていくことが理想的です。 医院開業前に支払ったものも、経費にあたるのでしょうか?開業前の支出であっても、開業準備のために支払われたものであれば経費となります。レシートや領収証など、金額や購入したものの内容がわかる資料を保管しておきましょう。 医院開業時に提出する書類とは、どのようなものですか? 医院開業時、関係省庁へ届出書類を提出する必要があります。 提出書類の詳細は下記の通りです。 保健所 診療所開設届 診療用エックス線装置設置届及び付属資料 社会保険事務局 保険医療機関指定(承認)申請書 登録関係事項変更等届出書 特掲診療科の施設基準等に係る届出書 税務署 個人事業の開業届出書 所得税の青色申告承認申請書 給与支払事務所等の開設届出書 所得税の棚卸資産の評価方法、減価償却資産の償却方法の届出書 青色事業専従者給与に関する届出書 新規開業に関するお問い合わせやご質問はお問い合わせフォームをご利用ください。 お問い合わせはこちら